企業研究その7 ~スタートトゥデイ~
<ここがポイント!>
店に行かなくても欲しいブランドをワンストップ安心購入
時間、場所、情報量の障壁を取り除いたユーザー目線のオンラインショップ
同社が運営する「ZOZOTOWN」、私の後輩はヘビーユーザーです。
私自身はというと、昔はアパレル企業へ新卒就職しようと思っていた位
だったんですが、今は悲しいくらい衣服への出費が減っているので、
まだお世話になってません(^^;)
では特徴を見てみたいと思います。
まずはネット上で人気ブランド商品が多数出品されていること。
一昔前の服好きなら週末は街に繰り出し、色々なショップをはしごしながら
買い回ったものですが、ZOZOTOWNは、オンライン上で若者から支持される
人気ブランドをたくさん取り揃えています。
モデルさんがその商品を着ている写真なども豊富にUPされているの着後イメージも
つかみやすいオンラインベストカタログになっています。
だから店舗に行く、商品を探す、知りたい情報を知る等の手間が大幅に短縮できます。
やはり自分の住んでいるところからお店までとなると、場所の制約、時間の制約を
受けます。
加えてそのお店にはないけど、他のショップだったらあるとかなると本当に欲しければ
そこまで行かないといけないというような不便がなくなります。
商品は仕入で自社物流センターにて管理しているので、在庫も一目瞭然ですし、
配送体制もしっかり整っています。
次に商品採寸を自社基準で測り直して掲載をしています。
オンラインショップの一番の懸念点は試着できないが故のサイズ違い。
メーカー毎に自社基準のサイズ決めをしているので、同じサイズ表示でもブランドが
違えば実際は全然大きさが違うことなんてのもよくあります。
そこで同社は自社で各商品を採寸し直して情報をUPしています。(ゾゾサイズ)
なので購入した商品を着てみてサイズ面でのおや?はなくなりますね。
またオンラインショップならではのSNSとの高い親和性は、知人・友人への情報拡散
にもつながり、口コミ販促にも生きてきます。
ビジネスモデルからは少しそれますが、取組で面白いのが福利厚生面。
従業員の6時間勤務を提唱し、ワークライフバランス維持への取り組みを行っている
とのこと。お子さんを持つ女性社員には非常に働きやすい環境ですし、また時間が
限られていることによる生産性の向上にもつながりそうですね。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①完売商品に対する代替商品提案
気にいって購入したいと思ったら完売という時に、その商品の代替になりうる
商品を提案。実際の買い物でもよくあるシチュエーションですね。
購買意欲が失われる前に提案することが重要です。
②購入者からの商品評価コメント掲載
流行ものなので、コメントがたまる前に掲載が終わってしまうかも
しれませんが。。。その商品がただ売れてるというだけでなく、どの点が
評価されているのかをコメントもらえることでメーカー側の商品開発の
役に立つのでは。
③コーディネートアドバイス(有料)
全身写真を添付で送って予算を伝えれば、自分に合いそうな商品提案を
してくれるのはどうでしょう?
嗜好性が高いジャンルではありますが、プロにコーディネートしてもらうのは
ちょっとした芸能人気分を味わえるかも。
ヘビーユーザーには無料で提供してもいいですね。
④ヘアカットアドバイス(有料)
かなり脱線ですが・・・結構気になるポイントなので。
③に付帯するようなサービスなのかもしれませんが、全身のおしゃれを考えると
ヘアスタイルも結構重要です。ヘアスタイルを提示してもらえれば、その写真を
もとに行きつけの美容院や床屋でカット/セットできると思います。
クーポンなんかを発行して提携しても面白いかもしれません。
事実と認識
事実と認識
言い換えると頭と心と考えることがあります。
例えば先日私は買い物に出かけたのですが、駅の改札で忘れものに気づいて
家に戻ることがありました。
当然、乗ろうとしていた電車に乗り遅れ、時間をロスします。
「あーやっちゃった、まただ、ショック・・・」
というのがよくやる私のパターン(泣)
忘れ物をして家に帰らなければならないのは事実(=頭で理解すること)です。
一方で、そこで時間ロスを悔んだり、ショックだと思うのは認識(=その時心の
状態)です。
事実は変わらないものですが、認識つまり捉え方はひとそれぞれ。
あるいは環境(時間に余裕があるのか、ないのか)で変わってきます。
つまり事実にどんな思いを乗せるかで捉え方がまったく変わってくるという
ことです。
東洋思想で言う「空(くう)」です。
「空」とはそのもの自体に何の意味づけのない状態です。
つまり事実というのは、そこに存在、発生しただけのことで、それ自体には
何の意味も持ちません。
これに見る人の価値観や意思が入るので、意味づけがなされ、良いとか悪いとかの
判断がつくわけです。この意味づけの価値観を色(しき)と言います。
であれば見方さえ変えることが出来れば、究極どんな事実も何かしら自分にとって
意味のあることと捉えることができます(良い意味で)。
先日のこのケース、一瞬上記のような感情が湧いたのですが、
「まぁいいか、その分駅のホームで本を読む時間を捻出できた!」と捉えることに
しました。時間に余裕があったというのもありますが。。。
結局、思い通りにならなかった事実は変わらず、それに負の感情を乗せ続けることが
本当に意味のあることかを考えた時に、早めに切り替えて今をどう過ごすかに意識を
向けた方がいいやと思ったわけです。
あ、でも人間ですから沸き立つ感情は無視しちゃいけません。
私の通っている私塾の先生は、その感情を飽きるまで味わいきりなさいと言います。
自分にめちゃくちゃダメ出しをしてから、飽きたらもういいやと考える事。
開き直りともいうかもしれません。
沸き立つ感情の原因は執着が大きな要素なのですが、その話はまた今度にでも。
企業研究その6 ~ステップ(学習塾)~
ここ最近、朝夜が涼しくていいですね。今年は冷夏なのかな?
昼間のセミの鳴き声だけは相変わらずですが。
さて今日は学習塾のステップです。
<ここがポイント!>
クオリティの高い受験指導力を神奈川県密着にて展開
地域内の実績をもとに信頼・ブランド力を最大
私も小学校高学年から塾にお世話になっていました。
ただ途中からやらせれ感がでてしまい、モチベーションがあがりませんでした(涙)今時の指導はメンタル部分もきっちりフォローしているんでしょうね。
まず特徴の1つ目は教師がすべて正社員であること。
完全に社員なので、各人授業に特化した講師として活動できます。
なおかつ集客などの営業活動がないので本当に教えることに専念できるのでクオリティが担保できます。
結構、塾講師は学生等のアルバイトが多く、営業活動させるところもあると聞いています。それによってバイト代が決まるようです。
ただ家庭の懐具合に合わせて塾の選択肢も変わってきますね。
次に神奈川県内に特化していこと。
学区などの関係で地域別で受験対策のための教師チーム編成を実施しています。きめ細かい対応できる事に加え、大手の同業他社で1県に特化しているのは同社のみです。
戦略としては実績+ドミナント出店で地域での根強い支持をとることで口コミ集客につなげる形ですね。
最後に適切な成長戦略を行っていること。
着実な出店速度(年間4~5店)を保ち、急激な事業規模拡大を行わないということです。ここで無理すると講師の人材育成が間に合わず、講師のクオリティが保てなくなりますからね。
塾事業のみを行っている事で本社機能にかけるコスト(主に人件費)を低く抑えています。つまり講師がサービス=商品なので、そのクオリティ維持コストに集中させています。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①弱点克服に対する勉強進捗度を管理するシステムの導入
科目のテーマ毎に学力がどう推移しているかを確認して強み、弱みを
明確にし、その対策の勉強がどの程度進んでいるかをデータ化できる
といいかなと思います。入力の手間はかかりますが。。。
今日は1個だけしか思い浮かびませんでした、残念。
企業研究その5 ~パーク・コーポレーション~
初めての祝日、山の日。
お盆休みを長期でとれるようとの目的で設定されたとのことですが、夏季休暇が可変の私にとっては、WEEKDAY半ばの休みとして満喫させていただきました。
さて本日はパーク・コーポレーションについて書きたいと思います。
<ここがポイント!>
都会の生活にとってなじみが薄い生花を、日常生活へ手軽に提供
~イベント時(観光、記念日、冠婚葬祭)のみの機会を身近に~
私自身というか家族で昔から利用させていただいています。
一般的な花屋さんよりは、よりカジュアルでオシャレな感じがして入りやすいんですよね。
従来のお花屋さんと比べると様々な工夫がされているますね。
まずは花の鮮度。
購入者が来店する時が開花のピークになる流れを作っています。
それは生花市場を通さない独自提携の生産地から、摘み立ての花を直接仕入れることで流れを作っています。また商品の店舗廃棄ルールもしっかり管理されているそうです。
ちなみにお店には花保存用の冷蔵庫がありません。売り切りを前提に置いた店舗オペレーション。鮮度に勝負をかけてます(^^♪
次に空間演出によるおしゃれ感、選びやすさや清潔感。
ユーザーの方は分かると思いますが、ディスプレイ(色合い、見せ方、店舗内装など)が一般的な花屋さんと比べると全然違います。
店舗はダークブラウンの木目調。また店舗前面には扉や壁がなく、入りやすい雰囲気を出しています。
店舗での花の陳列は手前にブーケ系でパッと目につくものを揃え、中に単品の花を同系色どうしでまとめて選びやすくしています。
その結果、商品の廃棄ロスもかなり少ないようです。(3%、他店は10~20%)
最後に手軽さ。
駅ナカ出店が多く、お値段もリーズナブルで帰宅途中に肩肘張らずに気軽に購入できます。恋人に花をという行為が昔ほどキザじゃなくります(笑)
社員に対する取り組みもいろいろとされていて、好きな企業の一つです。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①花周辺グッズの販売
切り花を入れるオシャレ容器、スタバのMYカップみたいな容器とか
花は季節により変わるので、コーディネート例等提示してもらえると飾りやすいの
では。
②プリペイドカード(チャージ付)
比較的ヘビーユーザーが多いので、ちょっと財布を出さずともポイントも一緒に入る
カードがあったらいいなと。紙のポイントカードすぐなくしちゃうんです(涙)
本日はここまで。
心のおきどころ
暑い日が続きますね。
私自身は暑さに弱い体質なので、いつもこの時期は難儀します。
開放的になる気持ちはあるんですが、どうも体が。。。
と、どうでもいい愚痴はさておき、今朝のオリンピック、大野将平選手の優勝シーンとそのコメントが素敵でしたね。
ー 対人競技なので、相手を敬(うやま)おうと思っていました。 ー
勝負事はいわば人間の同物としての本能が出やすく、意図せずとも感情が爆発してもおかしくない場面で、それ以上の理性を保つ。
その理性は相手の立場に立ったものでした。
負けた相手としても自身のプライドを保たれますし、むろん、悔しさはあるでしょうが、素直に相手の強さを認められる気持ちになると思います。
ましてやオリンピックという国際舞台なので、相手国の国民も感情的になりやすいなかで、今回の負けは嫌な気分にはならないと思います。
そして、日本の柔道の強さと美しさを証明したいという、自分自身の達成感を脇に置いたコメント、試合中に心のなかにおいていた目標が一人だけ異次元の世界にいたと思います。
日本の国技である柔道の精神的な本質が十分に伝わりました。
そしてそれを体現した大野選手、心技体が揃った素晴らしい金メダルだと思います。
一気にファンになりました。
企業研究その4 ~クラウドワークス~
リオオリンピックが始まりましたね!日本の活躍が期待される水泳、柔道が現在競技しているので、目が離せません(^^♪
金メダル目指してがんばれ~(^.^)/~~~
と、顔文字ばかり多用しましたが、本日はクラウドワークスです!
<ここがポイント!>
依頼者と受託者(フリーランス)との安心無料マッチング
フリーランスのスキマ時間活用と企業の探索時間低減
個人的に興味をもっているマッチングビジネス。形態はいろいろとあるのですが、今回のクラウドワークスは、企業がWEB系等の業務委託をフリーランスに対して、スポットで行いたい場合に利用できます。
まずはスピード感。
通常、依頼者にとって、ちょっとした業務をすぐに依頼したい時、最初に業者を探し、そこからプレゼンテ―ション、相見積り依頼をして、そこから業者選択となると、相応の時間を費やします。
クラウドワークスはその業者探索~決済までをWEB上ですべて完結できる仕組を提供しているので、企業側からフリーランスへのやり取りがすごくスピーディーになります。
急ぎの仕事だととても助かります。
次に信頼度。
クラウドワークスは企業とフリーランスを結ぶ窓口として、多くのフリーランスに無料登録を行っていく中で、その実績(作品等)やクライアントからの声を紐づけて紹介しています。フリーランスからすると自分の実力をアピールできます。また依頼企業は実それらの情報を吟味した上で不特定多数のフリーランスに見積もりを依頼できます。
たくさんの企業、フリーランスがマッチングしているので、多くの取引が発生しているのが魅力的ですね。
最後に管理のシンプルさ。
WEB上でやり取りが完結するなかで、途中のやりとりで発生する情報(注文、進捗、請求等)がワンストップで管理できます。今後また発注するときには過去の情報をすぐに参照できます。自社で管理したら結構ファイルやら紙やらが増えますからね。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①検索条件の細やかさ
ベタですが、登録件数が結構な量になるので、かなり細やかな検索条件があるとヒット率が高まりそうです。今は実績、評価、新着順という形式なので。
②動画での紹介
動画であれば、フリーランスからはアピールポイントをより分かりやすく伝えられるので、企業側からは選びやすくなると思います。魅力的な人にはもってこいです。
③フリーランスの階級付け
実績、評価がある一定までいったら階級をつけるなどして、フリーランスの方のステータスを上げることで、フリーランス間で競争力が上がり質もあがると思います。また提示金額もあげることが可能になり相乗効果が生まれます。企業側からすると依頼する仕事の質に応じて階級を選ぶなどの選択肢が広がり層です。
企業研究その3 ~ドンキホーテホールディングス~
<ここがポイント!>
商品ボリュームと雑多感がくすぐる「宝探し」の冒険心
夜も元気な"エンターテイメント"&"アミューズメント"性
第3社目はドンキホーテホールディングスです。
最近はあまり行くことがなくなりましたが、若い頃はよく行ってました。
若者がそそられる色々な商品が揃っている印象です。よく釣られてました(笑)
主にドン・キホーテの特徴になりますが・・・
若者が集まる理由としてその営業時間ですね。深夜まで営業していますので、体力のある若者には集まりやすい場所ですね。(いや、ほんと、昔はいってました。)そしてその安さ、品揃えの多さゆえに外国人の姿も多く見られています。
そしてそれを支えるのが、他とは違うユニークな陳列スタイルですよね。
日本のメジャーどころでの小売店は、店内のゆとり感を持っている店が多いのですが、ドンキホーテは圧縮陳列(圧倒的な商品陳列数)をスタイルとして持っています。
探す楽しみを演出しているわけですが、そのスタイルゆえに行っていることが、子供向キャラクター商品の別段展示です。抱っこをされている子供が見ていた商品が、降ろされた時に目の前に棚にもあるので、自分で手に取れてしまうんです。これは子供をがっちりロックオンしたやり方ですね。逆に親泣かせでもありますが。。。(笑)
また店舗棚単位で、陳列や売り方の管理をラックジョバーと呼ばれる問屋に委任しています。より商品を知っている業者が携わることで、陳列だけでなく品揃えにもいかされてきます。問屋からすれば売り上げに直結するので、必死になりますね。
品ぞろえにも特徴があり、高利益だけれど非定期に仕入れるスポット商品と定番商品をうまく組み合わせて仕入れ、トータルで粗利益を確保しています。
その品揃え権限は、各地域を良く知る店舗のスタッフに任せ、個店主義的な店舗運営を行っていることは、各店スタッフに経営視点でのノウハウがたまるので、全体として主体性が高まり、強い組織になるうるスタイルだと思います。
あと最後になりますが、サプライチェーンの上流にいる企業(ex.卸売)や商品の幅をもたせる企業(ex.食品)だけでなく、出店開発や金融商品などの企業買収も進めています。事業の幅を広げてきているなぁという印象です。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①釣り関連商品取扱い
営業時間が遅いことを生かして・・・夜行性の魚を狙いたいときに揃えたいものがあるといいかなと。コアな若者やおじさんが取り込めそうです、ちょっとした願望(笑)
②金券ショップ
ターゲットが若者で一番アクティブに動く層ということを考慮すると、交通機関系、コンサート系、商品券系のチケット販売は一定数取り込めそうです。
③深夜営業業種とのコラボ
例えばインターネットカフェ、スーパー銭湯、ファミレスなど、時間帯的な相乗効果が見込めるものとのコラボは相性がいいかもしれません。