企業研究その2 ~ヤオコー~
<ここがポイント!>
食品を購入する納得感を、調理提案(料理/食卓アイデア)でGET!
価値提供の最大化によるファン獲得と価格崩れ回避
第2社目はヤオコーです♪
実は個人的には数えるほどしか来店したことがありません(^^;)
ただ、色々と調べると販売価格ラインを維持(=利益確保)するために明確な取り組みをしているなぁというのが印象です。
まず調理提案。
毎日行う食事、多くの主婦の方や仕事帰りの方がその献立に頭を悩ませています。
結果、スーパーに来てから献立を考える方が多いという実情があります。
そこでヤオコーは調理するまでを一つの価値提案として、クッキングサポート、メニューブック、レシピサイト等のすでに出来上がった状態をイメージさせるネタを提供しつつ、素材を購入してもらうという流れを作っています。
これなら現場であれこれ悩みながら食材を探す時間が大幅に短縮できますね。
次に新鮮さの演出。
市場が遠い郊外型スーパーにも関わらず、食品鮮度を重視した売り場づくりをしています。市場のような青果売り場だったり、オープンキッチン型の鮮魚売り場などです。
仕入先はかなり厳選しているようですね。
惣菜・寿司・ベーカリーでも「手作り、出来立て」を標榜しています。
かなり人手をかけている分、消費者としては常においしい素材が手に入るという点で安心感があります。
さらに上記取組に伴い、当然いろんな食品のついで買いで単価がUPすると思います。
うちの場合にもいきつけのスーパーでよく子供にお菓子をせがまれます。。。
日用品関連は購入頻度が高いので一度顧客をロックオンできるといろいろと副産物がでてきますね。
そういった意味でどうやってロイヤルカスタマーを作るかが重要です。
またマーケティング分析という視点でポイントカードを発行して顧客の来店頻度を計測しています。
こちらは品揃えや販促効果を見るためなどいろいろな用途がありそうです。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①生産地ツアー
品質にこだわっているので、もっとオープンにすると素材に対する
ロイヤリティも高まり、結果、ヤオコーサイコー!に
②有名飲食店によるヤオコー素材での食事提供
期間限定で良いと思うのですが、地域色を出しつつも、自慢の素材を使
った有名店のうまい飯が食える!みたいなのは話題になると思います。
今日はこの辺で。