至誠通天

誰もが自分の持つ個性を活かして活躍できる環境づくりをお手伝いする組織経営のコンサルティングを行っています。そのために必要と感じた「心のあり方」「組織経営」やすばらしい企業を紹介していきます。

企業研究その12 ~ランクアップ~

<ここがポイント!>

肌の美容に関する女性ユーザーの視点を商品化&女性の働き方の提唱

女性としての美しさや理想のワークスタイルを体現!

 

www.manara.jp


たまたまネット検索をしていたら、企業家賞というイベントが掲載されていて、

そこに本日の研究対象のランクアップが表彰されていました。

女性向化粧品を販売している会社なので、男性の私としてはリサーチが難しいかなと

思っていたのですが、とても素晴らしい企業なので思い切って取り上げてみます。

 


それでは早速見ていきましょう!


まずは商品。

ご家庭を持つ働く女性をメインターゲットにしているので、肌年齢の悩みに

対応できるよう、肌に優しいこだわりの成分の化粧品類を製造しています。

男性目線でもなんか肌に良さそう!と感じる特徴は以下の通りです。

①6種類の多様なコラーゲン使用

②肌への浸透にナノカプセル成分を使用

③一般製品に含まれている7つの無添加

 

そして取扱い商品は通販のみで販売しています。

通販はどんな業種でも店舗維持の固定費がかからず、営業場所の制約を受けないのが

メリットです。ただ詳細説明が必要な買い回り品について、対面での接客ができない

のはデメリットになります。同社の取扱商品は一点4000円程度する化粧品なので、

それなりに接客が必要になりそうです。

そこでコールセンターには受注機能のみでなく、相談機能も持たせて丁寧に顧客対応を

行うオペレーションを行っています。

 

さらに商品に対する信用力を補完しているのが、同社のストーリー性です。

商品開発のきっかけが創業者のバリバリキャリアウーマン時代の体験からであり、

同じ境遇の女性には共感しやすく信用力が高くなると思います。

 

そしてキャリアウーマンが抱える就業課題(出産、育児、家事との両立)に関しても

女性ライフイベント目線に立った労務設計を積極的に取り組まれているので、

従業員の方のロイヤリティも高く、それがまた商品の安心感につながっています。

HPにもその想いはしっかりと伝えられていますので是非覗いてみてください。

 

またPRを月最低2~3本のペースで積極的に行っているので、会社としての認知度

UPにもつながっていると思います。新商品、各種取組、受賞などがその主です。

 

 

いろいろな企業を研究していて思うのですが、企業の成長が従業員のモチベーションに

支えられている企業は、こちらとしても応援したくなりますしファンになります。

ご縁があれば商品やサービスを購入することもいずれあるかと思います。

同社はまさにこの形に沿っているお手本のような企業ですね。

 

逆に、従業員の労働力を搾取するような形で事業を大きくしていこうとする企業は

やはりひずみがでてきますし、ちょっと心配になります。

店舗を持っている企業であれば、従業員の接客対応や清潔感、通販をしている企業で

あれば、梱包やフォロー対応(ex.メール等)にその辺が見えてくることが多いです。

従業員を大切にできない企業は長期目線で見るといずれは淘汰されるのが当然かなと

思います。

 


<ryoji's idea>

こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)


アンチエイジング食品の取扱

一口にアンチエイジングの食品といっても色々なジャンルがあるかと思いますが、

ただ肌の美しさや健康という観点から考えると、内面からのアプローチがあると

いいかなと思います。

すでに化粧品を購入されているユーザーであればすんなり受け入れてくれるのでは。

 

美肌エデュケーションキャラバン

実店舗を持たないので、顧客のリアルな使い方や肌の状態、知識はコールセンター

頼みになるかなと思います。情報発信もWEBやメール経由が主になります。

なので顧客と触れ合える場の提供があると良いのではと。

顧客がたくさん集まる場は、実演やPRもできますし、他の顧客のやり取りを聞いて

顧客自身が気づきを得たり、顧客同士のコミュニティを作ることもできます。

また大勢がいるならではの今後のヒントになるような意見も聞けるかもしれませんね。