企業研究その11 ~幼児活動研究会~
<ここがポイント!>
既存幼稚園/保育園で実施困難な心身指導をアドオン
少子高齢化に伴い、入園児獲得の園の競争力を強化!
少子高齢化が世界一進んでいるといっても過言ではない日本。
この極端な状況は避けられない社会問題となってはいますが、それ故に
ビジネスの視点からすると、ニーズが顕在化しやすい業界ですので、
今後もいろいろなサービスが出てきそうですね。
それでは幼児活動研究会の特徴を見てみましょう!
一番のインパクトは幼稚園/保育園への体育講師派遣を行っていることです。
ちょっと前に恐ろしく運動ができるヨコミネ式教育法が話題になっていましたが
そこまでとは言わなくても、自前でやろうと思ったら大変です。
ただでさえ、保育士の方々はやることがたくさんあり、また人員不足ですので
とてもでないですが、そこまで手がまわりません。
それでもこのニーズが発生する理由は、毎年の園児の安定確保にあります。
幼児活動研究会はプロの体育講師を自前で養成し、クライアントの園に
派遣することで、園児の運動能力を小学校低学年レベルまで上げるのです。
園児からすると、運動ができるようになる楽しみで園に通うのが楽しみに
なる子が増えるでしょうし、親御さんにとってもうれしい限りです。
結果として地域で話題になり、口コミにより入園希望者が増えるという
構図ができます。他幼稚園・保育園との差別化に優位に立てますね。
そしてそして、もっと運動能力を高めたい園児向けに課外カリキュラムを
用意しています。場所は時間外となった園施設をそのまま活用しています。
保護者にとって、子供の早期発育を促進することは、その後の習い事に
おいても、適用スピードを格段に短縮できるので、子供に自信をつけさせる
上でも魅力的なプログラムとなっています。
続いて挨拶と礼儀正しい行いをしっかり指導することも行っています。
保護者との関係性の中で、保育士さんがしつけの一環でいろいろと指導を
行うというのは、難しい時代になってきているように思います。
その中で、派遣された指導員という立場で、園児にしっかりしつけを行う事で
結果として、礼儀正しい園児を育てることにつながっています。
また幼稚園、保育園向けの経営コンサルティングも行っています。
直営園を実際に経営し、そこで得られたノウハウを、契約している園に対して
提供しているのです。経営という観点でのノウハウを持たない幼稚園/保育園が
案外多いようで、今後、こちらの事業も拡大していくのではないかと思います。
いやぁ、園児教育もいろいろと考えるポイントがありますねぇ。。。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①園児の地域ボランティア活動企画運営
挨拶や礼儀正しい行動の一環として、例えば高齢者施設で訪問をしたり
街の美化活動を行う事で地域に根付いた共生の大切さをを園児に感じてもらう。
またそれを体現している園としてのブランド力が高まるのではと思います。