読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

至誠通天

"ネットで知れる"情報から考察した「企業研究」、そして「心のあり方」についてのブログです

企業研究その10 ~ツルハホールディングス~

<ここがポイント!>

M&Aを絡めた多店舗出店による規模の経済で事業拡大

消費者の視認性を高め、商品価格競争力でエリアに浸透

 

www.tsuruha-hd.co.jp


私の地元、千葉では"くすりの福太郎"を展開しているので、非常に馴染みがあります。

医薬品だけでなく、飲食料品なども取り扱っているので結構お世話になっています。

(結構リーズナブルなんですよね。)

 


ではでは特徴を見ていきましょう!


まずはドミナントエリア戦略に基づく出店戦略。

ドミナント戦略は、シェア独占をするために同一商圏内で出店を複数行うことですが、

顧客からすると店舗の認知が高まります。

あっ、ここにも!って感じで印象に残ります。

人間が持つ、違和感や不明なものを理解しようとする習性を生かしています。

また同一エリアに店が固まることにより配送に関する効率が高まります。

来店客の特性は同一エリアで似通る関係から、取扱商品もある程度特定できるので

管理がしやすくなります。

 

また在庫に関しては大きくエリア内で管理することができれば、店舗で保管する量も

最小化できます。店舗の多いエリアであれば倉庫を持ち、そこで在庫管理という手も

ありますね。

M&Aで規模を拡大していますが、基本的にはこの方針に沿った展開をしている企業を

買収しているのではないかなと思います。

 


そして、グループが大きいことによる仕入交渉力の強さ。

仕入量が多いので、取引先からのボリュームディスカウントが効きやすくなります。

結果として、多店よりも安く販売しても利益が確保できるため、消費者サイドとしても

魅力的です。

買収による店舗数が増えれば増えるほど、この部分は強くなりますね。


次にプライベートブランドの展開拡大による商品力の向上。

現状では地域でかなりそれぞれの店舗が認知されていかと思います。

そんな中、推進しているのがプライベートブランド(自社開発商品)。

ツルハグループでは"M's one"というブランドを開発しています。

一般的にプライベートブランドは消費者にとっては価格が安くなり、企業側としては

粗利益率が高くなりますので、今後も開発には力を入れていくのではと思います。

ツルハグループは、複数のチェーン店を持っていますし、先ほどの価格競争力による

集客力があるので、そこでプライベートブランドがあるのは更に顧客誘引力が

高まります。


そもそもこの業界は、これからの日本の大きな課題となっている高齢化社会に絡む

部分が大きいので、今後、介護・医療分野ニーズへ多種なサービスを提供していく

ことで、更に成長する業界だと思います。

 

<ryoji's idea>

こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)


①生鮮食品取扱スーパー買収による提供力拡大

 基本的に医薬品は病気になってから、症状が出てから購入するケースが多いので

 予防的に購入することはないパターンが多いかと思います。

 つまり日用品っぽくて日用品になり切れていないジャンルなので、日用品の最たる

 形態をもつスーパーと組めるとついで買いが起き易く面白いのではと。

 その中でも高齢者や病人向けを意識した品揃えができると、また大手スーパーと

 差別化できそうです。


②ネット販売組み合わせ(O2O戦略)

 薬事法にネット販売を盛り込むかどうか、以前かなり議論になっていましたが、

 現在はその制度が整備され、認可制で行えるようになっています。

 今後の時代の流れを考慮すると、オンライン(WEB)とオフライン(店舗)の

 組み合わせ戦略は積極的に取り組んでいくべきかと思います。

 私たち消費者が欲しい情報は、商品それぞれのもっと詳しい効能だったり、

 初めての医薬品であれば、どれが消費者に支持されているか等は気になるところ

 ですし、予め情報があるとありがたい部分です。

 また、パート・アルバイトを現場で有効活用しているのであれば、現場での情報量

 不足を補完する上でもネット情報は今後重要になってくると思います。