至誠通天

誰もが自分の持つ個性を活かして活躍できる環境づくりをお手伝いする組織経営のコンサルティングを行っています。そのために必要と感じた「心のあり方」「組織経営」やすばらしい企業を紹介していきます。

心のおきどころ

暑い日が続きますね。

私自身は暑さに弱い体質なので、いつもこの時期は難儀します。

開放的になる気持ちはあるんですが、どうも体が。。。

 

と、どうでもいい愚痴はさておき、今朝のオリンピック、大野将平選手の優勝シーンとそのコメントが素敵でしたね。

 

ー 対人競技なので、相手を敬(うやま)おうと思っていました。 ー

 

勝負事はいわば人間の同物としての本能が出やすく、意図せずとも感情が爆発してもおかしくない場面で、それ以上の理性を保つ。

その理性は相手の立場に立ったものでした。

負けた相手としても自身のプライドを保たれますし、むろん、悔しさはあるでしょうが、素直に相手の強さを認められる気持ちになると思います。

ましてやオリンピックという国際舞台なので、相手国の国民も感情的になりやすいなかで、今回の負けは嫌な気分にはならないと思います。

 

そして、日本の柔道の強さと美しさを証明したいという、自分自身の達成感を脇に置いたコメント、試合中に心のなかにおいていた目標が一人だけ異次元の世界にいたと思います。

 

 

日本の国技である柔道の精神的な本質が十分に伝わりました。

そしてそれを体現した大野選手、心技体が揃った素晴らしい金メダルだと思います。

一気にファンになりました。