至誠通天

誰もが自分の持つ個性を活かして活躍できる環境づくりをお手伝いする組織経営のコンサルティングを行っています。そのために必要と感じた「心のあり方」「組織経営」やすばらしい企業を紹介していきます。

企業研究その3 ~ドンキホーテホールディングス~

 <ここがポイント!>

商品ボリュームと雑多感がくすぐる「宝探し」の冒険心

夜も元気な"エンターテイメント"&"アミューズメント"性

 

第3社目はドンキホーテホールディングスです。

www.donki-hd.co.jp

 

最近はあまり行くことがなくなりましたが、若い頃はよく行ってました。

若者がそそられる色々な商品が揃っている印象です。よく釣られてました(笑)

 

主にドン・キホーテの特徴になりますが・・・

若者が集まる理由としてその営業時間ですね。深夜まで営業していますので、体力のある若者には集まりやすい場所ですね。(いや、ほんと、昔はいってました。)そしてその安さ、品揃えの多さゆえに外国人の姿も多く見られています。

 

そしてそれを支えるのが、他とは違うユニークな陳列スタイルですよね。

日本のメジャーどころでの小売店は、店内のゆとり感を持っている店が多いのですが、ドンキホーテ圧縮陳列(圧倒的な商品陳列数)をスタイルとして持っています。

探す楽しみを演出しているわけですが、そのスタイルゆえに行っていることが、子供向キャラクター商品の別段展示です。抱っこをされている子供が見ていた商品が、降ろされた時に目の前に棚にもあるので、自分で手に取れてしまうんです。これは子供をがっちりロックオンしたやり方ですね。逆に親泣かせでもありますが。。。(笑)

 

また店舗棚単位で、陳列や売り方の管理をラックジョバーと呼ばれる問屋に委任しています。より商品を知っている業者が携わることで、陳列だけでなく品揃えにもいかされてきます。問屋からすれば売り上げに直結するので、必死になりますね。 

 

品ぞろえにも特徴があり、高利益だけれど非定期に仕入れるスポット商品と定番商品をうまく組み合わせて仕入れ、トータルで粗利益を確保しています。

その品揃え権限は、各地域を良く知る店舗のスタッフに任せ、個店主義的な店舗運営を行っていることは、各店スタッフに経営視点でのノウハウがたまるので、全体として主体性が高まり、強い組織になるうるスタイルだと思います。

 

あと最後になりますが、サプライチェーンの上流にいる企業(ex.卸売)や商品の幅をもたせる企業(ex.食品)だけでなく、出店開発や金融商品などの企業買収も進めています。事業の幅を広げてきているなぁという印象です。

 

<ryoji's idea>

こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)

釣り関連商品取扱い

営業時間が遅いことを生かして・・・夜行性の魚を狙いたいときに揃えたいものがあるといいかなと。コアな若者やおじさんが取り込めそうです、ちょっとした願望(笑)

金券ショップ

ターゲットが若者で一番アクティブに動く層ということを考慮すると、交通機関系、コンサート系、商品券系のチケット販売は一定数取り込めそうです。

深夜営業業種とのコラボ

例えばインターネットカフェスーパー銭湯、ファミレスなど、時間帯的な相乗効果が見込めるものとのコラボは相性がいいかもしれません。