3つの幸せ
最近、イエローハットの創業者の鍵山秀三郎さんの書籍を読みました。
鍵山さんは前述に加えて、掃除に通じて心を磨くことに関する講演会や活動を
なされています。
日頃自分が何気なく使っているものを掃除することにより、そのものに対する
感謝の気持ちや大切に使う気持ちが芽生え、それが人に対する接し方や振る舞い
に良い影響を与えてくれます。
私も自宅で少しずつ水回りのちょっとした手入れを毎日するようになりましたが、
まだまだ心が込め切れているかというと、? という感じです。
それでも毎日きれいにできていることは、それだけでも気持ちがいいものです。
さてさて話は戻りますが、その書籍の中にはいい教えがたくさんありました。
その中で今日は「3つの幸せ」を紹介したいと思います。
早速ですが、1つ目の幸せ。それは「してもらう幸せ」。
「いただく幸せ」と置き換えてもいいかもしれません。
子供のうちは親や周囲の人からたくさんの愛情を教えを与えられて育ちます。
見返りをもとめられない物がほとんどですから、大変ありがたいことですし、
幸せなことです。
2つ目は「できる幸せ」。
様々な場面で自立して、自分の力で完結できるようになることです。
最たるものは仕事ですよね。サポートなして自分一人でできるようになった
時に人は成長を感じることができますよね。
「成長できる幸せ」とも捉えることができます。
最後が「してあげる幸せ」。
自分ができることを人のためにしてあげられること。
1つめのしてもらった幸せの貯金を、他のひとへお返しする幸せとも言えますね。
自分の力で誰かを幸せにする。これは「してもらう幸せ」の逆バージョンです。
ただこの幸せは他の幸せと違って、そこでは終わないケースが多い。
してあげた相手から「感謝」+α のプレゼントをいただくことがあります。
もちろんプレゼントをもらえるからということではなく、その人のためという精神が
大事というのは言うまでもありません。
いただいたものを自分だけにとどめず、循環させていく一人として行動することが
大切です。
私のものはみんなのものの精神で行動すると、欲しいものをいただける流れを
引き寄せることができるということですね。日々、励みたいものです。
企業研究その9 ~エス・エム・エス~
今日は関東地方に台風が上陸してすごい雨でしたね。
水不足がこれで解消するといいなぁとは思いますが、ここまでだとちょっと極端ですよ
ね。
さて本日はエス・エム・エスです。
<ここがポイント!>
高齢化社会に伴う、介護・医療分野ニーズへ多種サービス対応
業界特性を熟知し、事業展開スピード力で優位
エス・エム・エスという会社、実は全く知りませんでした(^^;)
上場企業といえどもかなりの数がありますので、こうやって巡り会えたことに
縁を感じます。事業としては医療系(看護師、介護職等)での人材紹介等で
業界トップを走っている企業です。
それでは特徴を見ていきましょう!
看護師の紹介ビジネスに強い
同社が看護師の紹介ビジネスを展開する上で、国の制度として、看護師の業務負担
軽減に取り組んでいる病院には、入院基本料(保険の点数)に良い評価を与える
制度が制定されたため、その業務負担軽減を人材採用にて対応させようというのが
事業化ポイントだそうです。
一人でしていたことを手分けして二人でできれば業務負担が減りますからね。
だから採用費 < 診療報酬だったらどんどん採用するという構図になりますね。
医療業界特有のルールに則ったビジネスモデルだと思います。
もともと勤務形態が不規則で転職が多い業界だと思うのですが、
同社はいち早くこのモデルを全国展開し先行者利益を獲得しながらブランドを
確立していった形になります。登録ユーザー数を持っているのは何よりの武器です。
HPでも多くの切り口(ex.看護師/学生、薬剤師、理学療養士、介護士等)で
事業展開していることが伺い知れます。
またWebマーケティングにもかなりの力を入れているとのことです。
WEBでのLP(ランディングページ)の作り方はかなり戦略的に行っていた結果、
Googleからアイデアの出し方についてヒアリングされたほどだそうです。
そして企業風土(考える力と行動する力)。
いろいろと調べる限り、従業員の方の多くが事業家気質のようですね。
リクルートに近い感じでしょうか。
また従業員の方のバックグランドとしてキーエンス(体系的マネジメント系)出身と
ゴールドクレスト(とにかく行動習得系)出身の方が多く、そのミックスされた
文化が醸成されているようです。
私もキーエンス出身の方に教わる機会があったのですが、入社2年目が新卒を
育成する仕組みが社内で出来上がっており、そのためのツールもしっかり揃っている
とのことです。合理的ではあるけれど、クライアントニーズに応える適用力も持った
素晴らしい会社だと記憶しており、この会社にもそのDNAが受け継がれているんだなぁ
と感じました。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①技能/知識関連e-learning事業
いやぁ、この業界は専門職の色がかなり強いのでアイデアが沸きづらいです。。。
とはいえ、少し頑張ってみます。そこで考えたのが育成・教育。
基本的にWEB展開に注力すると考えたときに重要なのが紹介者の質。
それを専門的なe-learning(動画)にて補完し、一定成績以上の応募者を
クライアントに紹介する。
あるいは就職後も継続して技能や知識を向上させるために利用してもいいでしょう。
今日はこれが限界です。。。
企業研究その8 ~アークランドサービス~
<ここがポイント!>
“味とボリュームと価格”のバランスよい満足感
日本の代表的な料理をお手頃価格で
”かつや”を運営している企業です。
私の住む千葉県でも店舗数が増えてきています。
個人的にとんかつやかつ丼はかなり好きな部類なんですが、必要以上の品質を
求めなければリーズナブルにいただけます。
では特徴を見ていきましょう!
まずはローコストオペレーションの店舗運営です。
とんかつの調理は、職人ではなく専用の機械で対応しています。
調理初心者でも3日で対応が可能なので、熟練したとんかつ職人がいなくても
安定した味の再現・提供ができます。
そしてその結果、店舗の人件費を低コストで抑えられます。
なおかつ、調理スピードが機械を使うことで大幅に短縮できるので、
注文を受けてから調理開始して出来たてを提供しています。
次に出店の立地です。
男性の交通量のみを調査し、特にパチンコ店の隣付近には優先的に出店しています。
これはターゲットをボリュームを求める男性客に絞っているからです。
パチンコ店では長時間集中という男性の方が多いでしょうから、休憩時や終わった後に
今日の反省会ついでというのはよくあるパターンなんでしょうね。
勝てばもっといいところに凱旋かもしれないですね。
そしてリピーター作りの販促戦略。
食後には次回利用分として100円割引券が必ずもらえるとのことです。
また次回来店する理由ができますね。
実質10%以上の割引になるのでかなりの太っ腹です。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①女性向けメニュー提供
最近はアミューズメント施設に女性を見かける機会が増えている気がします。
そこではボリュームを求めない方も多いと思いますので、ヘルシー志向の
とんかつ料理を提供できるといいかもしれません。
例えば衣がないかつ料理や総カロリー抑えめのものとか。
②学校付近の出店もしくは学食との提携
ちょっと話が飛躍するかもしれませんが、やっぱりボリューム重視となると
体育会系の男性学生が思い浮かびます。
高カロリーすらも彼らからすればエネルギー消費量からすれば相性ぴったりです。
そう考えると高校、大学付近での出店は相性が良いと思います。
とにかくボリューム重視のメニューを取りそろえるとかですね。
試合や己に勝つ!(カツ)ってことで。
私も大学受験の時にかつ丼をお昼に食べた記憶があります(笑)
企業研究その7 ~スタートトゥデイ~
<ここがポイント!>
店に行かなくても欲しいブランドをワンストップ安心購入
時間、場所、情報量の障壁を取り除いたユーザー目線のオンラインショップ
同社が運営する「ZOZOTOWN」、私の後輩はヘビーユーザーです。
私自身はというと、昔はアパレル企業へ新卒就職しようと思っていた位
だったんですが、今は悲しいくらい衣服への出費が減っているので、
まだお世話になってません(^^;)
では特徴を見てみたいと思います。
まずはネット上で人気ブランド商品が多数出品されていること。
一昔前の服好きなら週末は街に繰り出し、色々なショップをはしごしながら
買い回ったものですが、ZOZOTOWNは、オンライン上で若者から支持される
人気ブランドをたくさん取り揃えています。
モデルさんがその商品を着ている写真なども豊富にUPされているの着後イメージも
つかみやすいオンラインベストカタログになっています。
だから店舗に行く、商品を探す、知りたい情報を知る等の手間が大幅に短縮できます。
やはり自分の住んでいるところからお店までとなると、場所の制約、時間の制約を
受けます。
加えてそのお店にはないけど、他のショップだったらあるとかなると本当に欲しければ
そこまで行かないといけないというような不便がなくなります。
商品は仕入で自社物流センターにて管理しているので、在庫も一目瞭然ですし、
配送体制もしっかり整っています。
次に商品採寸を自社基準で測り直して掲載をしています。
オンラインショップの一番の懸念点は試着できないが故のサイズ違い。
メーカー毎に自社基準のサイズ決めをしているので、同じサイズ表示でもブランドが
違えば実際は全然大きさが違うことなんてのもよくあります。
そこで同社は自社で各商品を採寸し直して情報をUPしています。(ゾゾサイズ)
なので購入した商品を着てみてサイズ面でのおや?はなくなりますね。
またオンラインショップならではのSNSとの高い親和性は、知人・友人への情報拡散
にもつながり、口コミ販促にも生きてきます。
ビジネスモデルからは少しそれますが、取組で面白いのが福利厚生面。
従業員の6時間勤務を提唱し、ワークライフバランス維持への取り組みを行っている
とのこと。お子さんを持つ女性社員には非常に働きやすい環境ですし、また時間が
限られていることによる生産性の向上にもつながりそうですね。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①完売商品に対する代替商品提案
気にいって購入したいと思ったら完売という時に、その商品の代替になりうる
商品を提案。実際の買い物でもよくあるシチュエーションですね。
購買意欲が失われる前に提案することが重要です。
②購入者からの商品評価コメント掲載
流行ものなので、コメントがたまる前に掲載が終わってしまうかも
しれませんが。。。その商品がただ売れてるというだけでなく、どの点が
評価されているのかをコメントもらえることでメーカー側の商品開発の
役に立つのでは。
③コーディネートアドバイス(有料)
全身写真を添付で送って予算を伝えれば、自分に合いそうな商品提案を
してくれるのはどうでしょう?
嗜好性が高いジャンルではありますが、プロにコーディネートしてもらうのは
ちょっとした芸能人気分を味わえるかも。
ヘビーユーザーには無料で提供してもいいですね。
④ヘアカットアドバイス(有料)
かなり脱線ですが・・・結構気になるポイントなので。
③に付帯するようなサービスなのかもしれませんが、全身のおしゃれを考えると
ヘアスタイルも結構重要です。ヘアスタイルを提示してもらえれば、その写真を
もとに行きつけの美容院や床屋でカット/セットできると思います。
クーポンなんかを発行して提携しても面白いかもしれません。
事実と認識
事実と認識
言い換えると頭と心と考えることがあります。
例えば先日私は買い物に出かけたのですが、駅の改札で忘れものに気づいて
家に戻ることがありました。
当然、乗ろうとしていた電車に乗り遅れ、時間をロスします。
「あーやっちゃった、まただ、ショック・・・」
というのがよくやる私のパターン(泣)
忘れ物をして家に帰らなければならないのは事実(=頭で理解すること)です。
一方で、そこで時間ロスを悔んだり、ショックだと思うのは認識(=その時心の
状態)です。
事実は変わらないものですが、認識つまり捉え方はひとそれぞれ。
あるいは環境(時間に余裕があるのか、ないのか)で変わってきます。
つまり事実にどんな思いを乗せるかで捉え方がまったく変わってくるという
ことです。
東洋思想で言う「空(くう)」です。
「空」とはそのもの自体に何の意味づけのない状態です。
つまり事実というのは、そこに存在、発生しただけのことで、それ自体には
何の意味も持ちません。
これに見る人の価値観や意思が入るので、意味づけがなされ、良いとか悪いとかの
判断がつくわけです。この意味づけの価値観を色(しき)と言います。
であれば見方さえ変えることが出来れば、究極どんな事実も何かしら自分にとって
意味のあることと捉えることができます(良い意味で)。
先日のこのケース、一瞬上記のような感情が湧いたのですが、
「まぁいいか、その分駅のホームで本を読む時間を捻出できた!」と捉えることに
しました。時間に余裕があったというのもありますが。。。
結局、思い通りにならなかった事実は変わらず、それに負の感情を乗せ続けることが
本当に意味のあることかを考えた時に、早めに切り替えて今をどう過ごすかに意識を
向けた方がいいやと思ったわけです。
あ、でも人間ですから沸き立つ感情は無視しちゃいけません。
私の通っている私塾の先生は、その感情を飽きるまで味わいきりなさいと言います。
自分にめちゃくちゃダメ出しをしてから、飽きたらもういいやと考える事。
開き直りともいうかもしれません。
沸き立つ感情の原因は執着が大きな要素なのですが、その話はまた今度にでも。
企業研究その6 ~ステップ(学習塾)~
ここ最近、朝夜が涼しくていいですね。今年は冷夏なのかな?
昼間のセミの鳴き声だけは相変わらずですが。
さて今日は学習塾のステップです。
<ここがポイント!>
クオリティの高い受験指導力を神奈川県密着にて展開
地域内の実績をもとに信頼・ブランド力を最大
私も小学校高学年から塾にお世話になっていました。
ただ途中からやらせれ感がでてしまい、モチベーションがあがりませんでした(涙)今時の指導はメンタル部分もきっちりフォローしているんでしょうね。
まず特徴の1つ目は教師がすべて正社員であること。
完全に社員なので、各人授業に特化した講師として活動できます。
なおかつ集客などの営業活動がないので本当に教えることに専念できるのでクオリティが担保できます。
結構、塾講師は学生等のアルバイトが多く、営業活動させるところもあると聞いています。それによってバイト代が決まるようです。
ただ家庭の懐具合に合わせて塾の選択肢も変わってきますね。
次に神奈川県内に特化していこと。
学区などの関係で地域別で受験対策のための教師チーム編成を実施しています。きめ細かい対応できる事に加え、大手の同業他社で1県に特化しているのは同社のみです。
戦略としては実績+ドミナント出店で地域での根強い支持をとることで口コミ集客につなげる形ですね。
最後に適切な成長戦略を行っていること。
着実な出店速度(年間4~5店)を保ち、急激な事業規模拡大を行わないということです。ここで無理すると講師の人材育成が間に合わず、講師のクオリティが保てなくなりますからね。
塾事業のみを行っている事で本社機能にかけるコスト(主に人件費)を低く抑えています。つまり講師がサービス=商品なので、そのクオリティ維持コストに集中させています。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①弱点克服に対する勉強進捗度を管理するシステムの導入
科目のテーマ毎に学力がどう推移しているかを確認して強み、弱みを
明確にし、その対策の勉強がどの程度進んでいるかをデータ化できる
といいかなと思います。入力の手間はかかりますが。。。
今日は1個だけしか思い浮かびませんでした、残念。
企業研究その5 ~パーク・コーポレーション~
初めての祝日、山の日。
お盆休みを長期でとれるようとの目的で設定されたとのことですが、夏季休暇が可変の私にとっては、WEEKDAY半ばの休みとして満喫させていただきました。
さて本日はパーク・コーポレーションについて書きたいと思います。
<ここがポイント!>
都会の生活にとってなじみが薄い生花を、日常生活へ手軽に提供
~イベント時(観光、記念日、冠婚葬祭)のみの機会を身近に~
私自身というか家族で昔から利用させていただいています。
一般的な花屋さんよりは、よりカジュアルでオシャレな感じがして入りやすいんですよね。
従来のお花屋さんと比べると様々な工夫がされているますね。
まずは花の鮮度。
購入者が来店する時が開花のピークになる流れを作っています。
それは生花市場を通さない独自提携の生産地から、摘み立ての花を直接仕入れることで流れを作っています。また商品の店舗廃棄ルールもしっかり管理されているそうです。
ちなみにお店には花保存用の冷蔵庫がありません。売り切りを前提に置いた店舗オペレーション。鮮度に勝負をかけてます(^^♪
次に空間演出によるおしゃれ感、選びやすさや清潔感。
ユーザーの方は分かると思いますが、ディスプレイ(色合い、見せ方、店舗内装など)が一般的な花屋さんと比べると全然違います。
店舗はダークブラウンの木目調。また店舗前面には扉や壁がなく、入りやすい雰囲気を出しています。
店舗での花の陳列は手前にブーケ系でパッと目につくものを揃え、中に単品の花を同系色どうしでまとめて選びやすくしています。
その結果、商品の廃棄ロスもかなり少ないようです。(3%、他店は10~20%)
最後に手軽さ。
駅ナカ出店が多く、お値段もリーズナブルで帰宅途中に肩肘張らずに気軽に購入できます。恋人に花をという行為が昔ほどキザじゃなくります(笑)
社員に対する取り組みもいろいろとされていて、好きな企業の一つです。
<ryoji's idea>
こんなのあったらおもしろいかも・・・(もうやってたらごめんなさい)
①花周辺グッズの販売
切り花を入れるオシャレ容器、スタバのMYカップみたいな容器とか
花は季節により変わるので、コーディネート例等提示してもらえると飾りやすいの
では。
②プリペイドカード(チャージ付)
比較的ヘビーユーザーが多いので、ちょっと財布を出さずともポイントも一緒に入る
カードがあったらいいなと。紙のポイントカードすぐなくしちゃうんです(涙)
本日はここまで。